2012年04月07日
薄墨桜、安楽寿院の桜並木見頃です。
別名桜寺と称される墨染寺の歴史は古く、平安期に清和天皇の勅願により創建されました。平安時代に藤原基経の死を悼み、上野峯雄が 「深草の 野辺の桜し 心あらば 今年ばかりは 墨染めに咲け」 と歌を詠んだ際、桜が本当に薄墨色になったとのことから、 墨染桜寺と呼ばれるようになりました。現在の薄墨桜は三代目 。実際は無色で真っ白に咲き、その後次第に墨色を帯びてきます。
以前にご紹介した平清盛で注目の鳥羽離宮跡地となる安楽寿院も、実は見事な咲きっぷりを魅せる桜寺です。
Posted by 京聯自動車観光部 篠田ほつう at 15:37│Comments(0)
│京の桜
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