2007年11月08日
ジム・オルークの仕事とプリンツの上映会
ジム・オルークがミックスを担当しているということで、前から気になっていた「Ys /ジョアンナ・ニューサム」を近所の中古屋で見つけて購入。
ジャケットが表しているように彼女はハープ奏者。ジム・オルーク以外にスティーヴ・アルビニがヴォーカルとハープの録音を担当、さらにヴァン・ダイク・パークス(!)がオーケストラのアレンジをしているという豪華(不思議だけどな)なメンツが関わったアルバムになってます。
基本的にはハープの弾き語りにビヨークそっくり(ちょっとケイト・ブッシュの匂いもします)の彼女のボーカルがのるという感じで、そのシンプルでやさしい音が秋の夜長によく合います。夜の真ん中でスピーカーに向き合って聴きたい音です。
ジム・オルークの名前をクレジットに見つけるたびに、僕は素性のよくわからない作品でも、思わず手にとってしまいます。特にこのアルバムのような歌ものに携わったときのジム・オルークの仕事に間違いはありません。で、こういうのとは逆に即興ものの仕事はいきすぎてて、ついていけないことがままあります。
そんなジム・オルークと牧野貴という映像作家とコラボした短編映画の上映会が元田中のプリンツで開催中です。こっちは多分、ジム・オルークの即興系の仕事なのですが、25日までやっているので、どこかで、観にいきたいと思ってます。
■牧野貴×ジム・オルーク「Elements of Nothing」映画上映会
■牧野貴HP
■プリンツ HP
Posted by もり at 23:00│Comments(0)
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