『京都で一番有名じゃないブログ』

辞任した安倍晋三元首相。

現在は、「次の自民党総裁は？」ということで
ニュースが溢れかえっています。

少し時間が経ちましたが。

少しだけ書いてみます。

少しだけ。あくまで少しだけ。




安倍晋三氏。
小泉氏から、暗黙の指名のような形で。
また、麻生氏から期待され支えられて。

安倍晋三氏は、期待されていた。

若い。まだまだ若い。
しかし「この人なら！」ということで、
世論を動かし、国民を味方につけ、
見事、総裁に。

しかし、今回の結果に。



その流れのなかで、
私が考えたことですが、

「期待されている」

ということは、
それほど良いことではないのかな？
ということ。

「期待する」という行為は、
理由を持って為されます。

～ができるから、
また
～ができそうだから。

そのできる・できない、またできそう・できないには
何かの尺度を持ってなされます。

しかし、
誰かの既存の尺度で測れるようなレベルで
大事を為すことができるのでしょうか。

やることの論理性は必要ですが、
人としての可能性を推し量られてしまうレベルでは
まだまだなのかもしれない。

例えば、ノーベル物理学賞受賞理由が
一般のレベルではわからないのと同じように。

北斎の絵を海外に安く売ってしまったように。


そう思うと、
あまり期待されないぐらい、
つまりは
「やめとけ！」といわれるような破天荒さが

成功に結びつくことも多いのではと思うのです。